Midjourneyとは?
Midjourneyは、入力した言葉(テキスト)に合わせて、AIがイラストや写真のような画像を自動で作ってくれるツールです。たとえば「かわいい犬」や「夕日の海」などと入力するだけで、それに合った画像がわずか数十秒で生成されます。まるで言葉で絵を描いてくれる魔法のようなAIです。
2022年に登場してから、絵が苦手な人でも簡単に作品を作れる便利さから、世界中で人気が広がりました。現在はブラウザからでも操作できるため、誰でも気軽に利用できます。
Midjourneyの始め方
アカウントの作成方法
Midjourneyを利用するには、まずアカウントが必要です。公式サイトにアクセスし、GoogleアカウントまたはDiscordアカウントでログインできます。
プランの選び方
現在は無料プランが提供されておらず、有料プランに加入する必要があります。とはいえ、月額約1,500円ほどから始められるため、比較的手軽に利用できます。
主な料金プラン(月額)
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Basic:$10(約3.3時間の使用が可能)
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Standard:$30(15時間+無制限のRelaxモード付き)
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Pro:$60(30時間+無制限、ステルスモード利用可)
Basicプランはまず試してみたい方に、Standard以上は本格的に画像生成を活用したい方向けです。
Midjourneyの使い方(初心者向け)
プロンプトの入力方法
画像を作るには「プロンプト」と呼ばれる指示文を入力します。これは「こんな画像を作ってほしい」というAIへのリクエストです。
たとえば:
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a cute dog wearing sunglasses(サングラスをかけたかわいい犬)
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a beautiful seaside at sunset(夕日がきれいな海辺)(夕日がきれいな海辺)
英語が基本ですが、DeepLなどの翻訳サイトを使えば簡単に作成できます。
画像生成後の操作
画像は4枚セットで表示され、以下の操作が可能です:
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Uボタン:選んだ画像を大きく・高解像度にする
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Vボタン:似た雰囲気の画像を再生成する
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🔄ボタン:全く新しい案を再生成する
よく使うコマンド(パラメータ)
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--ar 16:9
:横長の画像にする -
--style raw
:リアルな質感を優先する -
--no text
:文字が含まれないようにする
すぐに試せるプロンプト例
Midjourney初心者におすすめのプロンプト例はこちらです:
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a cute dog wearing sunglasses(サングラスをかけたかわいい犬)
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a realistic portrait of a samurai
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cat playing guitar, cartoon style
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a Japanese woman in a kimono, natural light
単語を少しずつ変えながら、自分だけの画像を作ってみましょう。
活用シーンは?どこで使えるの?
Midjourneyは、趣味だけでなく学校や仕事にも役立ちます。
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ブログやSNS用の画像
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プレゼン資料やポスターのイラスト
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オリジナルキャラクターやアイコンの作成
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学校イベントのチラシや看板のデザイン
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LINEスタンプやTシャツデザインなど
他のAI画像生成ツールとの比較
ツール名 | 特徴 | わかりやすさ | 料金 | おすすめ度 |
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Midjourney | 高画質・芸術的なスタイルに強い | △(慣れが必要) | 月額$10〜 | ★★★☆☆ |
Stable Diffusion | 自分のPCでも使える自由度の高さ | △(設定が難しい) | 無料〜 | ★★☆☆☆ |
DALL-E 3 | 日本語対応・対話型で直感的に使える | ◎(とても簡単) | 無料〜有料 | ★★★★★ |
Midjourneyはプロ向けの表現力が魅力ですが、AI初心者が気軽に体験するなら、まずはDALL-E 3を使ってみるのもおすすめです。
上手に使いこなすためのコツ
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最初は短く簡単な単語から始めてみる
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DeepLなどの翻訳ツールを活用して英語プロンプトを作る
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YouTubeでチュートリアルを視聴して使い方を学ぶ
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他の人の作品を参考にする(Midjourney公式のExploreページなど)
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作った画像はEagleなどの画像管理ツールで整理する
これらを意識することで、より理想に近い画像を作れるようになります。
まとめ:Midjourneyで創造を楽しもう!
Midjourneyは、アイデアを簡単にビジュアル化できる強力なAIツールです。絵が苦手でも、言葉だけで高品質な画像を作ることができ、表現の幅が大きく広がります。
はじめは難しく感じるかもしれませんが、試行錯誤を重ねることでスキルアップできます。
このガイドを参考に、まずは1枚の画像を作ってみましょう。 公式サイトをのぞいて、Midjourneyの世界を体験してみてください!
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